アイランド
安全で快適なコミュニティで暮すリンカーン（ユアン・マクレガー）は、自分が人間に肉体のパーツを提供するために作られたクローンであることを知ってしまう。そこで恋人・ジョーダン（スカーレット・ヨハンソン）とともに外の世界へ脱出するが……。（Yahoo!ムービー）
予備知識なしで見れば、何倍も面白かったであろう作品。この記事の冒頭に肝心なネタバレを含む引用を載せてしまったので手遅れだが・・・。
筆者も劇場の予告編を見てしまっていたので面白さ半減だった。特に前半は、オチを知らなかったら楽しめただろうなあと思った。ツッコミどころはあるが、「そこはそういう設定で」といった潔さの上にストーリーが作られているのでOKだと思う。主人公の名前（リンカーン）の名前にも象徴されるとおり、奴隷であるクローンを解放するというところが物語の肝であり、このクローンは何も知らずに与えられた情報を信じて暮らしている多くの市民の暗喩であるのかもしれない。何から開放されるか？それは神を騙る人間からの開放であり、自らを神のように思っている人物が誰に似ていたか？映画を見て確かめていただきたい。
アクションシーンもCGを使っていないところも結構あるそうで、その分迫力があったように思う。ただ、カメラのブレが激しすぎて気分が悪くなりそうであった。そして今回も横から車がぶつかってきた・・・。
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アイランド
監督： マイケル・ベイ
出演： ユアン・マクレガー 、スカーレット・ヨハンソン 、ジャイモン・フンスー 、スティーヴ・ブシェミ 、ショーン・ビーン
評価： ★★
