日本沈没
大規模な地殻変動によって日本列島が海中に沈没するという危険性が指摘され、それを証明するかのようなマグニチュード8以上の大地震が次々と発生する。そんな中、大地震の被害にあった潜水艇のパイロット小野寺(草なぎ剛)と幼い少女美咲(福田麻由子)は、ハイパーレスキュー隊員の阿部(柴咲コウ)に救出される。(Yahoo!ムービー)
小松左京の小説の映画化。1973年にも映画化されているが現代版へのリメイク。
地球が危機に瀕する作品はハリウッドでも散々作られており、CGもかなり見てきたが、やはり馴染みの深い日本の街が崩壊していく様をリアルに見せられるのは衝撃が大きい。映画を見ていた渋谷や、以前勤務していた六本木ヒルズの映像にはもう・・・。
リメイクであり、原作や70年代の映画があまりに有名であるということもあって、日本が沈没するということがかなり早い段階で明らかになる。人々がこれにいかに相対するのかというところがこの映画の主軸だ。まさに息つくまもなく「一気呵成」に事態は進行していくので、観客の中にも、自分ならどうするかといったことをまるでリアルタイムな体験のように感じ、考えながら見ていた人もいただろう。
最後のところで思わず泣いた。頑張ったな、小野寺。
演出やストーリー展開にハリウッド映画の匂いがぷんぷんした。「インディペンデンスデイ」や「マーズアタック」あたりの地球の危機ものを見るとたくさん類似点が見つけられるのでお試しあれ。
鑑賞後、いろいろと考えさせられる映画。自分の大切な人に会いたくなる映画だ。
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