イーオン・フラックス
ウイルスにより人類の98％が死滅した西暦2015年。人類は科学者トレバー・グッドチャイルド（マートン・ソーカス）の圧政に怯えながら暮らしていた。グッドチャイルドの暗殺を企てる反政府組織の戦士イーオン・フラックス（シャーリーズ・セロン）は、妹が政府によって殺されたことにより激しい憎悪を募らせていた……。（Yahoo!ムービー）この手の映画によくあるのが、予告編にすべての見せ場が入ってしまっているというパターン。この作品はこの王道ともいえるこのパターンをしっかりと歩んでいた・・・。
せっかくわかりにくい世界観を観客に提示したのだから、ある意味何でもありなわけだが、おそらく見せ場であるはずの活劇がたいしたことない。物語前半の侵入するくだりがもっとも力が入っており、クライマックスがたんなる銃撃戦といった趣なのはいかがなものか。ストーリー自体もあまり練られているとは思えない。原作の世界観を映像化したい、という勢いだけで映画化に踏み切ってしまい、キャラクターの把握もままならず、こんな状況で男といちゃついてていいのか？っと突っ込みたくなった。
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イーオン・フラックス
監督： カリン・クサマ
出演： シャーリーズ・セロン 、マートン・ソーカス 、ジョニー・リー・ミラー 、アメリア・ワーナー 、ソフィー・オコネドー
評価： ★
