転がれ!たま子
美容室たつまきを経営する母タツコ(岸本加世子)と高校三年生の弟の大輔(松澤傑)と暮らしている桜井たま子(山田麻衣子)は、用心深い性格が直らず、24歳になった現在でも、どこへ行くにも鉄かぶとが欠かせない。(Yahoo!ムービー)
アメリのインスパイヤでしょ?などと斜に構えて観にいった割に鑑賞後はなかなかいい気分で帰ってきた。
大雑把に言うと自分の殻に閉じこもっていた少女が、自分で人生を切り開いて行く勇気をもつようになる姿を描いている。周りの登場人物たちにしてもそれは言える。弟の就職先や幼馴染、母親の決断。父親もかな。それぞれ、「それはチョット」と普通なら眉をひそめてしまうような決断を下し、かつ生き生きとその先の人生に一歩を踏み出していく。
奇抜な格好をしているのにあまり時間がかからずに目に馴染んでしまうのは、服の派手さに負けない山田麻衣子の顔の作りの派手さ故か。演技がすばらしいということもないように感じるのだが、彼女の存在感は好ましいものだと思う。
鑑賞後どうしても甘食が食べたくなり、かなりの店を回ったが見つからず、最終的に恵比寿のパン屋で発見して購入した。
その後、近所のコンビにでも見つけたのだけれど、これってたま子効果?
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