セブンソード

1600年代の中国、清明の王を倒すべく、傳青主(ラウ・カーリョン)を始め、楚昭南(ドニー・イエン)、楊曇(レオン・ライ)ら武術の達人たちが集結した。 (Yahoo!ムービー)

 「HERO」「LOVERS」を凌ぐなどと宣伝されていたので、そのつもりで観にいったが、まったく毛色の違う、ひたすらアクションを見る映画だった。話の筋が見る前から予想がつき、実際そのとおりに話が進む。アクションが大半でライティングやカメラワークのおかげで、「わーぐちゃぐちゃだー」と思い続けることとなった。

 とにかく2時間半もあるのならアクションシーンをもっと減らして物語に厚みを持たせたほうが良かったのでは?とおもう。「セブンソード」一人一人の背景や成長過程が伝わってこなくて、後から加わった4人はともかく、何でそんなにいきなり強いの?という疑問が。後の4人、見分けつきにくいし。剣の説明も帰りにパンフレットを見てへーそうだったの、という感じ。一瞬出る字幕の2、3行ではあまりわからない。

 北斗の拳に出てくるような悪役の変わった武器が笑えた。

                        1. +

セブンソード
監督: ツイ・ハーク
出演: レオン・ライドニー・イェン 、チャーリー・ヤン 、スン・ホンレイ 、ルー・イー
評価: ★★