アザーズ

1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、チャネル諸島ジャージー島。グレースは、この島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。夫は戦地に向かったまま未だ戻らず、今までいた使用人たちもつい最近突然いなくなってしまった。屋敷は光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。使用人の募集をしていたグレースはさっそく彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める……。(Yahoo!映画

 そこかしこで言われるとおり、「ゴシックホラー」と言う雰囲気満点。騒がしく人を脅かすのではなく、じわっと怖い。流石「オープン・ユア・アイズ」を作った人。これでまだ20代とは・・・。
 ニコールキッドマンは綺麗・・・。こういう映画にぴったりのキャスティング。怖がったり、ヒステリックに喋ったりと言うのが、スクリーン上で映える。

☆ 以下ネタばれあり。

 見ているうちに、「ん?これはもしや・・・」と、最後のオチの予想はついた。3人の使用人がこの世のものでないのは最初からわかるが、 家族が死んでいると(筆者が)わかったのは、結構最後近くなってからだった。「シックスセンス」とか、ちょっと思い出した。
 とはいえ話自体、映画の雰囲気自体を壊すような感じではなく、楽しめたし、良かったんじゃないでしょうか。

                        1. +

アザーズ
監督: アレハンドロ・アメナーバル
出演: ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン
評価: ★★★