リアル鬼ごっこ

 「私も「リアル鬼ごっこ」の犠牲者です」

 やばい、やばすぎる・・・。はっきり言ってアレです。(はっきり言ってないよ!)
読者の中にはかつてモノ書きを目指し、あきらめた方もおられるのではないか。そんな方には一読をオススメする。ただし立ち読みで(笑 自信回復間違いなしだ。
 著者はきっとバトルロワイヤルを読み、少なからず影響を受けたのだろう。文体や設定のそこかしこにその片鱗を見つけることができる。しかし、それを自分の身として消化吸収するところまで至っていないようだ。

 読み始めたとき、私は「ああ、わざとこんな書き方をしているんだな。物語はどのように展開していくのだろうか」などと思いながらページをめくった。物語はそのままの調子で進み、終わった。
あまりに拙い表現の羅列に正直脱力モノである。
表紙だけで買った私が悪いんです(涙

                        1. +

リアル鬼ごっこ
著者: 山田悠介
評価: ×××××(マイナス5つ星)


その後、この著者の作品がすごい勢いで刊行されていますが、怖くて呼んでいません。
でも結構大手の出版社から出ているんですよね。売れると思ったのか、内容がよくなったのか・・・
迷っています。