LIMIT OF LOVE 海猿

 『海猿』の続編。設定としては 映画→ドラマ→映画 という展開になっているが、映画→映画でも楽しめる作り。監督は『逆境ナイン』『恋人はスナイパー』の羽住英一郎

潜水士として成長した仙崎(伊藤英明)は、鹿児島・第十管区で吉岡(佐藤隆太)たちと任務に就いていたが、ある日、鹿児島沖3キロで乗員・乗客620名を乗せた大型フェリー船座礁の一報を受ける。船内に積まれた車に引火すれば未曾有の大惨事は免れないが、その船には、仙崎の恋人である環菜(加藤あい)も偶然乗り合わせていた。(Yahoo!映画

 賛否両論のある本作。最近テレビ放映が早くもあった。
大型フェリーの座礁事故が舞台で、600人の乗客がいて、と大変大きな舞台なのだが、現場が対策本部のビルの窓から見えていて、港の中に船があってというのが、映画の場面としては筆者としてはなんとなくしょぼく感じてしまった。これが街中のビルだったりすると一気に緊迫してくるのに自分でも不思議だ。

 ストーリー展開はピンチに次ぐピンチなのだが、要所要所ではずしてしまってついついツッコミを入れたくなってしまう・・・。散々いろいろなところで言われているが、携帯電話の場面があまりにのんびりしているため、「早くしろよ」といいたくなる。海外ではここで失笑が出たというが、さもありなん。

 佐藤隆太が『ローレライ』に続いて挟まっちゃうけど、今回は・・・

                        1. +

LIMIT OF LOVE 海猿
監督: 羽住英一郎
出演: 伊藤英明 、加藤あい佐藤隆太 、大塚寧々 、吹越満浅見れいな
評価: ★★★

■■海猿