下弦の月 ラスト・クォーター

19歳の美月は、聞き覚えのあるギターの旋律に導かれ、謎の人物アダムと出会う。彼と暮らすために家をでた美月は、途中で交通事故に遭い記憶を失くすが、気がつくとある古い洋館から出られなくなっていた。そこを訪れた中学生の蛍たちと美月の恋人・知己は、彼女を助け出す手がかりを探るうち、19年前のある出来事を知る。それは19年に1度起こる“下弦の月”の奇跡だった…。(amazon.co.jp

NANA」の矢沢あい原作。筆者は原作はまったく知らないのだけれど、さもありなん。生まれ変わりモノは少女漫画の定番。

  見る前に予想していた感じよりかなりライトな感じがした。これは劇中に流れる音楽が妙に軽いものが混じっていたりしてちょっとびっくりしたためだと思う。成宮君演じる知己がただの女癖の悪いバカにしか見えず、二人の関係もあまり深く描かれておらず表面的な回想のみ。美月を引き止める要素として弱すぎると感じた。

HYDEの英語ももうちょっと頑張れ。外国人顔(原作は外国人らしく、本作ではハーフ)のミュージシャンということでの抜擢だと思うが、ガクトのほうが良かったか。

                        1. +

下弦の月 ラスト・クォーター
監督: 二階健
出演: 栗山千明成宮寛貴HYDE黒川智花落合扶樹
評価: ★★