ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて

会社に贈られてくる花を不思議がるソヌは、贈り主が近所の花屋の店員ジヒだと察する。クリスマスイブに彼女にデートを申し込むソヌだが、待ち合わせのホテルで人質事件に巻き込まれたジヒは命を落とす。3年後、ソヌに奇跡が起こり・・・(Amazon.co.jp)

はじめはソヌとジヒのストーリーだと思っていたので意表をつかれた。ジヒ役のキム・ヒソンのメイクが、今回も濃い。(個人的に最近やたらと見かけるのだが、全て厚化粧(笑 )ストーリーを最後まで見るとその理由もわかるので、筆者の作品選びのせいなのだが、彼女のすっぴんが見られる作品ってなんだろう?
 キム・ヒョンジュのほうは韓国のラブストーリーのヒロインらしく清純な魅力が良く出ていると思う。それにしても最初に登場したときとラストシーンとではまるで別人に見えた。演技力のなせる業か、映画スタッフの技量か。

 映画の中にたくさん伏線が張ってあり、伏線だなと判るような見せ方をしているのだけれど、話の筋を壊さないような上手な表現になっていると感じて、好感が持てた。

 もう一人のソヌはどこで何をしていたのか?というこの手の作品に付きまとう問題を思い切って無視しているところになぜだか「韓国っぽい」と感じてしまった。

                        1. +

ホワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて
監督: ソン・ヘソン
出演: ソン・スンホンキム・ヒソンキム・ヒョンジュ 、チェ・チョロ 、コ・ジュヒ
評価: ★★