バッファロー'66

ヴィンセント・ギャロを一躍スターダムに伸し上げたラブ・ストーリー。愛を知らないアナーキーな男と、彼に惹かれる女の寡黙な愛を描く。グレーを基調にしたビジュアルや独特のスロー描写など、他に類を見ないアーティスティックな作風が見もの。共演にクリスティーナ・リッチ。5年の刑期を経て出所してきたビリー。仕事で家を離れ、両親に結婚したと偽っていた彼は、実家に戻るため通りすがりの女・レイラを拉致する……。 (Yahoo!映画)

 上映期間中には見逃してしまい、友人から「おすすめ!」と強烈プッシュをうけて、DVDで鑑賞。
 物語は、主人公が刑務所から出てくるところから始まる。筆者は勝手に勘違いしてもっとダークな、人がばんばん殺されるような映画だと思っていた。しかしいい意味で裏切られてうれしくなった。

 主人公は幼い頃両親に愛されずに育った。そのため”愛される・やさしくされる”ことや"愛する・やさしくする"ことが良くわからない。しかし,偶然出逢った一人の女性が彼の心を癒していく・・・。

 最後に主人公がココアを買うシーンが抜群に好き。筆者もラージココアとハート型クッキーを大好きな人にあげたい,と思った。

                        1. +

バッファロー'66
監督: ヴィンセント・ギャロ
出演: ヴィンセント・ギャロクリスティナ・リッチアンジェリカ・ヒューストン 、ベン・ギャザラ 、ケヴィン・コリガン 、ロザンナ・アークエットミッキー・ロークジャン=マイケル・ヴィンセント
評価: ★★★★