陽気なギャングが地球を回す

他人の嘘がわかってしまう男(大沢たかお)とコンマ1秒まで正確に時を刻むことのできる体内時計を持つ女(鈴木京香)。演説をさせたら右に出る者はいない男(佐藤浩市)と若き天才スリ(松田翔太)。ある日彼らはロマンあふれる強盗計画を実行に移すのだが、突如現れた別の強盗にあっさり大金を奪われてしまう。(Yahoo!映画)

伊坂幸太郎の小説を映画化。原作を未読なので比較できない。あくまで映画のレビュー。

洒落た雰囲気を愛でることに重きを置いた作りで、このタイプの映画は本当に当たり外れがはっきりでてしまう。観客の感性、感覚に合うかというところに依存するので、これが当たりというのが本当に読みにくいのだと思う。筆者はなかなかこのタイプにはまれないのだが、比較的うまく行ったほうだと思う。
大沢たかお鈴木京香 、佐藤浩市と芸達者がそろって楽しそうにやっているのが良かったのだろう。

ストーリー展開やいわゆるタネの部分はあまり特筆すべき部分はないので、書かないのが吉だろう。
気分がマイナスのときに見るというよりはプラスのときに見てもう少しプラスを上積みするというタイプの映画だと思う

                        1. +

陽気なギャングが地球を回す
監督: 前田哲
出演: 大沢たかお鈴木京香 、松田翔太 、佐藤浩市 、大倉孝二加藤ローサ
評価: ★★