@ベイビーメール
ある夜、住宅街で不可解な猟奇殺人が発生する。被害者の女性は、腹部を無残に裂かれ、そこから臍の緒が飛び出していた。同じ時刻、奇妙なメールが高校教師、斉藤雅斗の恋人、朱美のもとに届く。そこには、「…私の子供を育てさせてあげる。私の赤ちゃん、外に出たい。大切に育ててあげて…」という謎の文字が。数日後、朱美のお腹には身に覚えのない生命が宿っていた。そして、雅斗は教え子の飛鳥から、学園内で噂されている呪いのメールの恐怖を打ち明けられる…。 （Yahoo!ムービー）
あの、山田悠介 原作。映画になれば、もしかしてというかすかな希望を胸にDVDをレンタル。しかしやはり、の出来。ルート225の中村義洋監督だが、こうなっちゃったか・・・。
映像からして高校の映画研究会の発表？と疑うような安さ。もし意図的だとしたら完全に失敗。予算がないのなら同情する。それでも何とかするのがプロだとは思うが。
怖くない、根幹の心理がおかしい、いろいろな作品のパッチワークのような設定、描写・・・とどうにもこうにも山田悠介は山田悠介であった。言われる前に、というか劇中「それってのろいのビデオテープ・・・」などという台詞も出てくるが、それどころではない。上っ面を撫でただけの「インスパイヤ」には、失望しかない。
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